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短期離職を繰り返したってやばくない?
そう、やばい。ゆとり教育が生んだ最後のモンスターは俺だ。
2023年の今、終身雇用が壊れ、転職が当たり前になったこの時代。転職を2回したぐらいで何を驚くことがあろうか、いや驚け。
社会に出て2年も経たず、2回も会社を辞めるということにとんでもない問題がある。なぜ俺がバイトのように転々と会社を辞めてしまうのか。
そしてそんな俺でも年収を上げられた理由も解説していく。
こんな人は読んでくれ
短期離職をしてしまい、人生オワタと思っているそこのあなた
目次(クリックしてジャンプ)
なぜ社会人2年で2回も転職することになったのか?
そもそも新卒ではどんな会社に入ったの?
マンションを開発して売る不動産会社に入った。そして死んだ。
新卒で入社し、2週間の研修を早々に終えた後に新築マンションの営業マンとして、モデルルームで勤務することになる。
そこで地獄を見ることになる。
あれ?この会社、普通じゃないな
不動産営業の上司は、まさに鬼だった。
不動産営業の世界は、離職率がもれなく高いのだが実際に現場で働いて、なぜだか分かった。
ブラックだからです。
そう。ただただ真っ黒なブラック企業だらけだからです。
ええ、それだけ?笑
なんて言われそうだが、本当にそう。たったそれだけのことなんだよ。
不動産営業の具体的に何がブラックなのか詳しくは、こちらの記事で赤裸々に話している。暇があればぜひ見てくれ。
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【実体験】不動産営業というブラック業界で新卒で働いてみた結果
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。 不動産営業ってしんどいって聞くけど、実際どうやったん? 噂通りのブラック業界だった。 あなたが不動産営業という職業にどのようなイ ...
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そしてすぐに限界が来る
ゆとりの俺がブラックな環境に耐えられるだろうか、いや無理。
一応その会社は東証一部上場で、平均以上の給料ももらっていたし(残業多いので当たり前だが)、肩書や経歴のことを考えて、すぐに辞めたくはなかった。
しかし、そんなこともどうでも良くなるぐらい辛くなり、新卒で入社してたった半年で会社を辞めてしまった。
新卒1年以内に辞めたい方向けに、スムーズに辞めるための9つのステップをゴリッと解説した記事を下に貼っとくね。
そして、地獄の転職活動に突入する
新卒半年で会社を辞めてみ?飛ぶぞ。
冷静に考えて、新卒半年で会社を辞めたやつなんて誰が喜んで採用するだろうか、いやしない。
大学生の時の就活では、そこまで書類選考は落ちることはなかったが、転職活動のときは、本当に山のように書類選考で落ちた。
転職活動がキツかった話は、今回の話題からは少し逸れるので詳しく知りたいという変態は、下の記事から読んでくれ。
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【大失敗】新卒半年で退職した後の転職活動がキツ過ぎた
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。 新卒半年で会社を辞めたゴミが次の会社に転職できるの?笑 ゴミ。。でもその通り。新卒半年で辞めたら転職はハードモードになる。 ざっ ...
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奇跡的に2社目に滑り込めた
新卒半年で辞めてもなんやかんや耐えた。
地獄の転職活動を経て、未経験でWEB広告代理店に入社することができた。入社後に、なぜ俺を採用したのかを役員に聞くと
東証一部上場企業に働いていたのと学歴が良かったから。
とだけ言われた。
働いていた不動産会社はブラック企業ではあったが、一応東証一部上場だった。そして、学歴は関関同立なので、そこに救われた。ここまで不自由なく育ててくれた親に感謝している。
年収の推移
- 1社目:350万円
- 2社目:320万円
WEB広告代理店は奇跡的にホワイトだった
びっくりするぐらい残業がなくてホワイトだった。
前職が
1社目の労働条件
- 月の残業時間:60〜80時間
- 年間休日:110日
- 精神的ストレス:毎日怒鳴られる
というブラックな環境だったのだが、2社目の広告代理店に関しては
2社目の労働条件
- 月の残業時間:20時間以内
- 年間休日:120日以上
- 精神的ストレス:怒鳴られることはまずない
そんな素晴らしいホワイトな環境だった。
そして、仕事が比較的楽しかった
仕事が苦じゃないというのは衝撃だった。
前職の不動産会社で働いていたときは、毎日本当に地獄だったが、2社目のWEB広告代理店に関しては、そこまでのストレスなく仕事をすることができた。
どんな仕事をしていたかというと、WEB広告運用を主にやっていた。ザックリ解説すると、ググったときとかに上に広告出てきたり、Youtube見てたら途中で動画広告が出てくる。あの広告を裏で出したり、管理する仕事みたいな感じ。
日々、広告の数字をみるので株価のチャートみたいなものを画面で見たりするので、よく難しそうに思われるが、未経験からでも十分に身に着けられると確信している。
はっきり言って恵まれた環境だった。
しかし、そんな中、俺は失敗した
俺の天性のポンコツさが本領を発揮する。
元々俺はポンコツな人間で、前職の不動産でも同期の中で俺が断トツで怒られていた。どんなポンコツさかというと、細かいミスを何度も繰り返す系のやつだ。
そして例外なく、ホワイトな会社でも毎日遺憾なくポンコツさを発揮していた。ただ、ホワイトなこともあって注意される事はあっても怒鳴られることはなかった。
その環境に俺は甘えていた。
そして、ついに鉄槌が下った
この先は、エゲツないほどの地獄だった。
俺は怒られるのが嫌いだったので、ミスをしてもできる限り隠すようにしていた。入社してから1年くらいたった頃だろうか。ポンコツさが仇となって、クライアントから信頼を失いNGを食らってしまった。
それが原因となって、今まで優しかった職場の先輩たちも俺をすぐに見放した。そこで、俺は悟ったのだ。
「もうここで挽回するのは無理だ」
気づけば会社を辞めていた
すぐに逃げグセが発動する俺はすぐに辞めた。
みんな想像できるだろうか。怒られもしない。ミスをするから仕事も振ってもらえない。そして、なにか腫れ物に触るような空気感を感じながら働く辛さを。
ある意味、前職の単純なブラックな環境で働くよりもキツかった。そして、社会人2年目の11月、俺は早くも2回目の退職を決め込む。
将来は絶望的
早くも2回辞めたやつを、雇う会社がどこにあるのか。
そう思っていた。1回目辞めたときは、まだ周りも思ってくるだろう。
たまたまブラック企業に入社して可哀想。辞めても仕方ないか。
ただ、2年経たずに2回辞めてるやつをどう思う?
こいつは地雷だ。雇ってもすぐに辞めるだろう。
と思われても仕方がないし、俺が面接官なら絶対に採用しない。仮に転職ができたとしても、ほぼ確実に給料の低いブラック企業だろう。
そんな将来に絶望しつつ、転職活動をしていると、驚きの事実が俺を待っていた。
思いの外、書類選考が通る
なぜだ、経歴がボロボロの俺をなぜ面接に通すんだ?
最初は全くわからなかった。1回目の転職活動より圧倒的に手応えがある。圧倒的に書類が通る。そして、1ヶ月転職活動したらすぐに内定をもらえた。
2回目の転職活動の結果、
3社目の労働条件
- 月の残業時間:20時間以内
- 年間休日:120日以上
の人材系の会社にWEBマーケターとして入社することができた。
年収の推移
- 1社目:350万円(24歳)
- 2社目:320万円(24歳)
- 3社目:400万円(25歳)
なぜ短期離職を繰り返しても年収アップできたのか?
逃げまくったのに年収アップできるなんて都合の良い話あるの?
ある。2回目の転職活動をしていく中で、あることに気づいたんだ。
俺はできる社会人だ。結論から言おう。短期離職を繰り返しても年収をアップできた理由は
「どこでも通用し、求められるスキルを身につけられたから」
これに尽きる。たったこれだけ。
スキルを身につけることは、競争社会で生き残る術となる
このIT社会の今、WEBマーケティングは会社にとって生命線になっている。
WEBマーケ人材が不足している今、需要にあふれて供給が間に合っていない状態になっている。そんな中、俺がWEB広告代理店に働き、スキルを身に着けたことで
1回目の転職活動の時は、「不動産営業を半年だけかじっただけの24歳の男」
2回目の転職活動の時は、「WEB広告運用ができる25歳の男」
にグレードアップしたわけだ。確かに、求められるスキルを身に着けても俺の職務経歴書を見たら、何かしら難のある人材だとひと目で分かるだろう。
しかし、それでも年収アップを果たして内定を貰えたということは
デメリットを上回るメリットを獲得したということ
スキルが傷だらけの経歴を帳消しにしてくれた。
年収400万円が低いと思うかもしれない。でも、嫌なことから逃げ続けて2年間経たずで2社も辞めた25歳にしては年収400万円はかなり上出来だと思う。
だから、嫌なことからは逃げていい
その代わりに世の中から求められるスキルを獲得しろ。それで全て解決する。
転職が当たり前の、大転職時代の今。
しんどい仕事を進んでして、意識高く転職して年収をあげよう!
なんて言葉に溢れている。
逃げの転職が、短期離職が正面から全否定されるこの時代。でも、逃げの転職でも年収アップできるということをこれからも俺は証明していく。