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ブラック企業から抜け出したい、でもいきなり大企業に転職できない。そんなときは「ホワイト中小企業」って聞いたんだけど、ホワイト中小企業ってどこがいいの?
こんな要望にお答えしていく。
本記事の内容
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本記事の信頼性
本記事を書いている俺は、実際に新卒半年で不動産会社を退職→無職2ヶ月経験→ホワイトなWeb広告代理店に入社。現在は残業10時間以内の転職エージェント・サイト会社のSEO・Web広告運用の担当として従事。
大手のホワイト企業に入って、可愛い奥さん/カッコいい旦那さんと結婚して安定した幸せな家庭を築きたい。
そんなありふれた幸せが欲しい人は多いが、このご時世はそう甘くない。
昔では普通に叶えられた幸せが、今では不景気により非常にハードルが高くなっているにも関わらず、大手のホワイト企業に入り損なったあなたはよりハードモードとなる。
そんな我々に残された道は、ホワイト中小企業しかない。
そこで今回は、俺の人生を救ってくれたホワイト中小企業について徹底解説していくから、人生が傾き始めているあなたにこそこの記事を読んで欲しい。
ホワイト中小企業の魅力も欠点もガッツリ解説していくぞ。
目次(クリックしてジャンプ)
ホワイト中小企業の定義
ホワイト企業×中小企業のハイブリッド
ホワイト企業の定義
ホワイト企業の定義はいろいろあるのだが、下にざっと特徴をまとめた。
ホワイト企業の定義 | |
視点 | 評価内容 |
社員 |
・残業が少ない ・休みが多い ・有給が取りやすい ・福利厚生が充実 ・給料が高い ・安定性がある |
顧客 |
・価格が見合っている商品、サービス展開をしている ・アフターケアが万全 |
第三者(株主など) |
・利益率が高い ・技術力が高い |
逆にブラック企業の特徴と見極め方については下の記事で詳しく解説しているので、興味があれば読んでほしい↓
【決定版】ブラック企業の見極め方26選!求人票〜面接で見極める超具体的ノウハウ
中小企業の定義
中小企業の定義は、中小企業庁の「中小企業基本法」によって下記のとおり決められている。
- 従業員数
- 資本金
とかが何億円以下とかなんとかややこしいことが書かれているが、要するに「知名度のない小さい会社」という世間の認識で問題ない。
ホワイト中小企業の見分け方
ホワイト中小企業の見分け方
- 口コミサイトの評価が良い
- 成長業界かつBtoB業界である
- ホワイト大手企業のグループ会社である
- 会社名を今まで聞いたことがない
この4つの条件に3つ以上当てはまっていたら、ホワイト中小企業の可能性が極めて高い。
一つずつ解説していく。
1.口コミサイトの評価が良い
転職会議、ライトハウス、OpenWorkなど、実際にその会社で働いていた人が
口コミサイトの評価は大体5点満点で表現され、3.5点以上となれば90%以上の確率でホワイト企業である可能性が高い。
しかし、ホワイト中小企業は従業員が少ないため、口コミ自体が少ないこともあるため口コミだけで判断するのはちょっと危険ではある。
2.成長業界かつBtoB業界である
ホワイト企業が多い業界として
- 成長業界である
- BtoB業界である
ということが挙げられる。
逆にブラック企業は業界自体が成長していない&BtoC業界に多いので、真逆だと言える。ブラック企業の特徴については下の記事で詳しく解説している↓
【決定版】ブラック企業の見極め方26選!求人票〜面接で見極める超具体的ノウハウ
3.ホワイト大手企業のグループ会社である
ホワイト大手企業のグループ会社は、給料は親会社には劣るものの、残業も少なくホワイトな場合が多い。
とんでもなく利益を出している親会社がバックにいるため、そうそうブラックになることはないし、親会社よりも入社しやすいことが大きなメリットだ。
4.会社名を今まで聞いたことがない
会社名を一度でも聞いたことがあるということは、テレビCMをしている可能性が大きく、CMをするだけの有名な会社であるため当然入社は難しい。
一方で、会社名を1ミリも聞いたことがないような会社だと、多くの就活生や転職希望者は知らないため、倍率も低くなり、入社も比較的簡単なケースが多い。
ホワイト中小企業のメリット6選
ホワイト中小企業のメリット6選
- 入社するのが比較的簡単
- 残業が少ない
- すぐに仕事を任せてもらえる
- 未経験から入社しやすい
- 若いだけで非常に可愛がってもらえる
- 自分の仕事で会社の売上が大きく変わる
1.入社するのが比較的簡単
ホワイト中小企業は労働環境がホワイトでありながら、あくまでも中小企業なので世間的な知名度が皆無である。
それ故に、入社倍率が大手に比べて低くいので、好条件の割に入社するのが比較的簡単であることが多い。
俺の体験談
俺が2社目に入ったホワイト中小Web広告代理店は、新卒半年で退職したゴミの俺をすぐに採用したあたり、入社倍率など皆無だったと思われる。
2.残業が少ない
ホワイト中小企業は名の通り、「ホワイト」なので当然残業時間は少ない。
月残業時間は20時間に収まることが多く、ライフワークバランスを重視したゆとりある生活をおくることができる。
俺が前職で最高で月残業120時間を経験したので、その経験をもとに、残業時間と体感を下にまとめたので参考にして欲しい。
いかに月残業時間が20時間以内のホワイト企業が素晴らしいかが分かるだろう。
月残業時間と体感 | |
0時間 | 定時で退勤できるので、プライベートが充実する。 |
20時間 | まだまだ余裕。プライベートは謳歌できる。 |
40時間 | 自炊をやめて外食が増えだす。 |
60時間 | 平日のプライベートタイムがなくなり、余裕がなくなってくる。 |
80時間 | 完全に余裕が消える。 |
100時間 | 「人生=仕事」となる。 |
120時間 | 休日出勤が発生しだす。俺の最高記録。 |
120時間以上 | 未知の領域。生きている意味を見失う。 |
3.すぐに仕事を任せてもらえる
ホワイト中小企業は、基本的に人が少ないので未経験入社であろうと、すぐに仕事を任せられる。
入社して半年も経てば、立派な戦力としてフル稼働する日々が待っているだろう。
仕事量が自分のキャパを超え始めてきたら残業が発生するので、効率よく業務を捌く必要が出てくるが、あくまでもホワイトな労働環境は約束されているので、周りがフォローしてくれる空気感が出来上がっている。
なので、ブラック企業のようにはならない。
4.未経験から入社しやすい
ホワイト中小企業は、知名度がないため求人を出してもあまり人が集まらない。
だから大企業に比べて、入社倍率が低いため未経験からでも入社はしやすい。
違う仕事を始めたい場合、ホワイト中小企業で一からスキルと経験を身に着けてから転職して、年収をあげていくのを強くおすすめしている。
短期離職者でもこの転職方法で問題なくホワイト中小企業に転職できるので、下の記事をぜひ読んでみて欲しい。
-
【20代向け】短期離職者にオススメの転職エージェント・サイト7選【2023年版】
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5.若いだけで非常に可愛がってもらえる
基本的に社会に出れば、若さは武器となり、上司や先輩から可愛がってもらえる可能性が高い。それはどんな企業であれ同じことだ。
新卒なら、なおさら可愛がられる。
しかし、ホワイト中小企業に関しては
- 人が少ないかつ若手がほとんどいない
- 元々人間関係が良い空気感が出来上がっている
このような観点から、若手が入社しようものならまず間違いなく可愛がられる。
もちろん本人の人間性も大いに関わってくるので、生意気な態度を取ってしまうとすぐに見放されるので注意が必要だ。普通に笑顔で対応していれば問題ない。
俺の体験談
俺は基本ヘラヘラしているので、第一印象は明るくていい感じだと思われがちだが、数ヶ月経つとうざいと思われる節があり、嫌われることもあった。
6.自分の仕事で会社の売上が大きく変わる
ホワイト中小企業は、あくまでも中小企業なので一人あたりの売上が会社全体の売上に大きく関わる。
若いうちから会社の中心となり、会社を大きくする仕事ができるのは中小企業の特権だ。(色々大変でもあるが。。)
ブラック企業だと責任だけ負わされて、残業地獄が待っているのだが、ホワイト中小企業は社員を大切にしているので、決してそんなことはしない。
この責任がかかる仕事をやりがいと感じられるかは人それぞれだが、こういう業務を経験すると、転職するときに市場価値が上がって、ホワイト大企業に入社できる可能性も高まる。
ホワイト中小企業のデメリット5選
1.大手に比べて給料が少ない
ホワイト中小企業は、当たり前だがホワイト大手企業に比べて給料が少ない。
しかし、ホワイトと言われるほどなのでブラック企業のようにクソみたいな給料で馬車馬のように働かされることはなく、平均的な給料をもらえる。
なおかつ残業は少ないので、時給換算するとそこらへんの大手企業とそこまで変わらないレベル感である。
2.福利厚生が薄い
ホワイト中小企業は、ホワイトなのである程度の給料は保証されているが、大手ではないので福利厚生が薄いのが難点だ。
最もありがたい福利厚生である「住宅補助」は基本的にない。
これは大手との圧倒的に違う差である。
3.会社の雰囲気に合わないと地獄
ホワイト中小企業は、良くも悪くも人が少ないので村社会になりやすい。
どんなにホワイトであれ、どの会社にもその会社独特の雰囲気はあるので、その雰囲気に合わなければ合わせる努力は、いち社会人として当然必要だ。
それができなければ、いくら良い人が多いホワイト中小企業であっても、孤立して働きづらくなりスピード退職を決め込んでしまう。
4.いろんな業務を兼任しないといけない
何度もいうがホワイト中小企業は、人が少ないため、
一人の社員が
- 経理・人事採用を担当
- 営業・営業事務を担当
など、2つ業務を兼任することもある。
当然、その分の業務量が増えるわけだが、そこはホワイトならではの効率化や助け合う関係性があるので、そこまでの残業は発生しない。
5.知名度がないから会社名でモテない
ホワイト中小企業は、中小企業なので世間的な知名度が皆無だ。
知名度がないので、三菱商事や電通、リクルートなどの誰もが知る巨大企業のように名刺を出しただけで女性にモテるなんてことは残念ながらない。
知名度がない会社を言われたところで女性は反応に困るだけなので、むしろ名刺なんて隠したほうがいい。
ホワイト中小企業に転職するためには
ホワイト中小企業に転職する方法4選
- 転職イベントに参加する
- 転職サイトを逐一チェックしておく
- 転職エージェントに登録してどっぷり相談する
- 【一番良い】ホワイト中小企業で働いている友達に紹介してもらう
転職イベントに参加する
ホワイト中小企業は知名度がないため、転職の合同説明会によく参加している。
合同説明会は新卒向けが一般的だが、実は転職者向けにも行われている。
俺も1回目の転職のときは、Re就活が開催している第二新卒向けの合同説明会に一度参加した。
転職者向けの合同説明会のメリットは下記のとおりだ。
合同説明会のメリット
- ホワイト中小企業に出会えるかもしれない
- 無料で参加できる
- 対面で多くの会社の人事と話せる
- 同じ境遇の人がいてホッとできる
それぞれ次で詳細に解説する。
ホワイト中小企業に出会えるかもしれない
先程も言ったが、ホワイト中小企業はいい会社にも関わらず、知名度が皆無なため求人を出しても、そこまで人が集まらない。
多くの転職者とコンタクトを取りたいので合同説明会に参加する。
しかし、合同説明会で出会えるのはホワイト中小企業だけでなく、ただのブラック企業の場合もあるため、己で見極めなければならない。
ブラック企業の見極め方は下の記事でガッツリ解説しているので、よければ見て欲しい↓
【決定版】ブラック企業の見極め方26選!求人票〜面接で見極める超具体的ノウハウ
無料で参加できる
新卒向けか転職者向けかに関わらず、合同説明会は無料で参加できる。金のない転職者にはメリットしかない。
俺は実際にRe就活が開催している合同説明会に参加して、そこで良さげな会社に出会って選考を受けて内定をもらった。(結局入社しなかったが。)
Re就活は転職サイトなので、登録しても転職エージェントからしつこく電話されることも全く無いため、第二新卒にはかなりおすすめできる。
対面で多くの会社の人事と話せる
転職活動は合同説明会が少なく、ほとんどネット上で完結してしまうため選考関係なしにガッツリ人事担当と話せる機会は全然ないため、かなり貴重だ。
対面で話すと雰囲気がよく分かるし、選考には関係ないため面接では聞きずらいような
- 残業時間
- 給料
- 休日
- 昇給、昇進など
込み入った話が気軽にできる。
これだけでも合同説明会に参加する価値はある。
同じ境遇の人がいてホッとできる
転職活動は新卒就活と違い、同じタイミングではやらないため孤独での戦いとなる。
そこで合同説明会に参加すると、自分と似た境遇の人に出会えて仲間を見つけた気分となる。
これは軽視されがちだが、全くそんなことはなく精神的負担がすこし軽減されるだけでもかなり価値がある。
俺の体験談
俺も実際に「転職博」という大阪の梅田で開催された合同説明会に参加した。根が陰キャなため転職者に話しかけることができず、友達はできなかった。
転職サイトを逐一チェックしておく
ホワイト中小企業は知名度がないので、合同説明会にも参加をするし、もちろん転職サイトにも掲載している。
しかし、大企業のように莫大な資金力はないため、転職サイトに長期間掲載はされていない。(企業が転職サイトに求人を掲載するだけで月に最低でも20万円ほどはかかる。詳しくは下記のサイトで解説されているので、一応貼っておく。)
ホワイト中小企業は、神出鬼没なので逐一転職サイトを眺めてチェックすることは必要だ。
俺が転職するときに使った転職サイトは、下記の記事でまとめているので良ければ見て欲しい↓
-
【20代向け】短期離職者にオススメの転職エージェント・サイト7選【2023年版】
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転職エージェントに登録してどっぷり相談する
転職サイトに登録して自分で逐一チェックするのも手だが、ぶっちゃけかなり面倒だ。
さらに、求人票を見たところでそこがホワイト中小企業だなんて自分で見分けるのは難しい。
そうなれば、転職求人を年がら年中見ているプロに相談するのが、一番楽で確実ではある。
転職エージェントは超絶すごい転職のプロではないが、
- 採用担当とのパイプがあったり
- 求人についての知識を網羅していたり
転職をサポートしてくれる分には、まぁまぁ役に立つし、しかも無料で相談できるので転職エージェントに登録して損はない。(電話で連絡が来るのが鬱陶しいぐらい。しかし、それも転職エージェントの仕事なので受け入れよう。)
【一番良い】ホワイト中小企業で働いている友達に紹介してもらう
一番いいのは、実際にホワイト中小企業で働いている友達にその会社を紹介してもらうことだ。いわゆるリファラル採用と言われる。
リファラル採用のメリットは下記のとおりだ。
リファラル採用のメリット
- 実際に働いている友達から信頼性100%の情報を得られる
- お互いによくわかった上で入社できる
- 入社後に馴染みやすい
友達というフィルターを通した状態ということもあるが、ネットの口コミよりも確実に信用できる会社の情報・雰囲気を忖度抜きで知れるというのが一番良いポイントだ。
会社にフィットするかどうかは、転職する上で最も大事なことなので、そこの誤差を極めて少なくできるのは非常にいい。
【結論】短期離職者はホワイト中小企業で人生をやり直せ
短期離職を繰り返している人は、一発でホワイト大企業に転職することは99%無理だ。
なぜなら、短期離職を繰り返す地雷人材よりも確実にいい人材が求人を出すだけで、わんさか応募してくるからだ。
その中で地雷人材を採用するメリットは1ミリもない。
だからこそ、地雷人材からホワイト大企業に入れるような優秀な人材になるために、まずはどこでもいいので会社で実務経験とスキルを積まないといけない。
しかし、短期離職を繰り返すやつは、ブラック企業に入るとフレッツ光も追いつけないほどの速度で辞めてしまうので、ホワイト中小企業しか選択肢がない。
つまり、地雷人材はホワイト中小企業に入社しないと、ホワイト大企業に転職することはできない。
下の記事で、「元短期離職者の俺」が実際にホワイト中小企業に転職した方法とその際に使用した転職サイト・エージェントを超具体的に解説しているので、見て欲しい。
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今の仕事自体に嫌気がさしているそこのあなた、20代ならまだ未経験の業種に転職できる可能性はあるぞ。数ある業種の中でも
- 満員電車に乗りたくないからリモートワークがしたい
- 営業などのノルマに追われたくない
- 食いっぱぐれないスキルを身に着けたい
- その上で給料はそこそこ貰いたい
こんなワガママを叶えてくれるのがWebエンジニアやWebマーケターである。しかし、Webエンジニアは未経験者が簡単になれるほど甘い世界ではない。
特に今までパソコンをそんなに触ったことがないド文系がすぐに活躍はできない。最低でも5年ほど地獄の修行をしなければならない。
しかし、Webマーケターはパソコンに詳しくなくても、Webエンジニアに比べて比較的簡単になれるし需要も爆発的に増えている。
だからこそ、俺は不動産営業から未経験でWebマーケターになり、今では月残業20時間以内のホワイト中小企業で年収は400万円以上貰いながら、自分のしたい仕事ができている。
そんな理想を叶えたい方は、下に「実際に未経験からWebマーケターとなった俺」が行った具体的な転職方法とその際に使った転職エージェントとサイトを超具体的に解説しているので、よければ見て欲しい↓
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【未経験向け】実際に使ったWebマーケティングでおすすめの転職エージェント・サイト10選
未経験からWebマーケティングに転職したいから本当に役立つ転職サイトやエージェントを教えて欲しい。役に立たないのはいらない。 こんな要望にお答えしていく。 本記事の内容 未経験からWebマーケティング ...
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あなたがホワイト中小企業で人生をやり直せることを心より祈っているぞ。